元プロ野球・山崎武司がレーサー転向 デビュー戦は今週末7月26日土曜日

2014年07月23日(水)

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元プロ野球・楽天や中日で活躍したホームラン王、山崎武司がレーサーデビュー

プロ野球・中日、楽天などで活躍し、昨季限りでユニホームを脱いだ山崎武司(45)が、今日届いたばかりの真新しいレーシングスーツに身を包み、トヨタとスバルが主催する「GAZOO Racing 86/BRZ Race」第6戦(7月26日(土)、富士スピードウェイ)へトヨタ86で参戦することを発表した。
プロ野球界からレース界への転身は異例で、2度のホームラン王を獲得した球界屈指のホームランバッターが、モータースポーツ界で再び頂点を目指す。

■ゼッケンは楽天時代の「7」
背番号ならぬゼッケンは楽天時代と同じ「7」。レーシングスーツの背中にゼッケンが刻まれるのも異例だが、「ユニホームは戦闘着なので戦わないといけない気持ちになる」とプロ野球で結果を残してきた勝負師の表情も時折見せた。
集まった報道陣を見て「緊張感が出てきて、プロ野球時代のプレッシャーで出る嫌な汗をかいている(笑)」と語り、「ルーキー時代に戻ったようなガチガチの緊張感」もレース当日に感じるだろうと気持ちを表現した。
所属チームは「CABANA RACING with P.MU」で、昨年チャンピオンを獲得したチーム、ブレーキメーカーのプロジェクト・ミューがバックアップする。

■クルマが大好き。6,000万円のランボルギーニ、5,000台のミニカーを所有
山崎は現役時代から大の車好きとして知られており、300km/hは軽々出てしまうスーパーカー「ランボルギーニ」を6,000万円で特注、そして5,000台ものミニカーも所有していることで有名だ。

■45歳、まだ勝負したい
昨季プロ野球選手を引退して45歳という年齢での新たな挑戦に対して、「今年46歳、世のお父さんたちは勝負するというのがなくなってくると思うが、このままで終わりたくない、何か勝負したいという気持ちがあった」と現役を引退してもなお勝負していたいという強い思いを報道陣に語った。

■イメトレが一番重要なのは野球と一緒
今週末のレースデビューに備え、富士スピードウェイで2回ほど練習したという山崎は、この日の司会進行役でコーチでもある「レーサー鹿島」のアドバイスを受け着実にタイムアップ。そのとき意識したのは「イメトレ」だという。このイメトレは「野球と一緒、どのスポーツでも一緒」と強く意識していることを明かした。
また、プロ野球時代に「ルールとマナー」が重要だと学んだことから、国内Aライセンス取得時もこの「ルールとマナー」を熱心に質問していたという。

■大切なのは野球と一緒で「自分を忘れず」
レースの先輩たちに言われたのは、「自分を忘れず」だったという。これに対し「野球と一緒、冷静さを持って走らないといけない」と感じているようだ。練習走行では、暑さと酸素不足から「2~3回意識が飛んだ」といい、「集中力を欠いた時にクラッシュしてしまう」と悟っているあたりはさすがプロで活躍したアスリートだ。プロ野球で身につけた精神力と集中力で勝負を挑む。

■レースは何億円もかければいいと思っていた
「これまでレースは何億円ものお金をかけるものだと思っていた」とこれまでのレースの印象を語り、税抜きで約260万円のトヨタ86Racingでサーキットを走った印象を「クルマってこんなに曲がって、止まって、加速する」と車を操る楽しさを初体験したという。

■ハンディは体重
プロ野球を戦ってきた強靱(きょうじん)な身体だが、今の体重は112kg。今回出場するレースでは、優勝者の体重は60kgほどで、山崎の場合は2名が同乗している状態だ。この倍近いウエートハンディは相当なものだ。

■将来はF1デビュー?!
レースデビューを3日後に控えた山崎は、コーチ役であるレーサー鹿島から「このレースは通過点だと思うが、将来は?」という質問に、「いや~、最後はF1ですかね!まず60kgくらいダイエットしないといけないですけど(笑)」と、常に頂点を目指していくプロらしいコメントを残した。

■今週末のデビューレースで目指す順位は?
デビューレースではゼッケン7と同じ7位が目標か?、との質問に「7よりも6(位)がいい。上でゴールしたい。できれば優勝したい!」と夢を追いかける少年のように目を輝かせながら意気込みを語った。

■入門レースだが、ライバルは90名の大人気レース
山崎が出場するのは、JAF公認のワンメークレース。車両は、街中も走れるナンバー付レース参戦車両TOYOTA 86「86Racing」・SUBARU BRZ「RA Racing」のいずれかと、JAF国内Aライセンスがあれば参戦可能で、「レースに参加してみたい!」を叶(かな)える入門用レース。だが、プロも参戦している本格派で、毎戦50~90台のプロ・アマが参戦し真剣勝負している。

入門クラスでのデビューレースながら、レーシングスーツにはスポンサーがびっしり埋まっているあたりはさすがホームラン王。「人気だけで実力が伴わない選手がプロ野球にも多いが、そうならないようにしたい」とデビュー戦への意気込みを語っている。

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